リファインホールディングス株式会社 Recruiting Site 2020 トップメッセージ

サスティナブルな社会を実現していくために、
イノベーションを起こせる人になってほしい。

リファインホールディングス株式会社
代表取締役社長
川瀬 泰人Yashuhito Kawase
日本溶剤リサイクル工業会 会長 / 工学博士

TOP MESSAGE

溶剤リサイクルでは
リーディングカンパニーに。
これからはその先を目指す。

リファインホールディングスが目指しているのは、人類が持続的に発展できるサスティナブルな社会の実現です。そのひとつのアプローチとして、私たちは工業製品の製造過程で生じる使用済み溶剤の精製リサイクルを究め、環境問題や資源問題に寄与してきました。
その実例として、液晶パネルやリチウムイオンバッテリーの製造過程で使用する溶剤は高いシェアーでアップサイクル(新液より高い品質で循環)を行って来ました。
しかし、日本において溶剤全体のリサイクル率はわずか25%ほど、この割合が過去20年にわたって変わっていません。なぜなのか・・・
それは、「社会が経済性をベースに判断されてきているから」だということに気づきました。
このまま経済性だけを重視して良いのか・・・
私たちは考えました。
将来の地球環境を考えると人々が自然観や倫理観を持ち、判断の根源にすることが重要なのではないかと。
そして、私たちは従来からの「資源のリファイン事業」「環境のリファイン事業」に加えて「こころのリファイン事業」をスタートしました。

Vision

地上資源のリサイクルや、
「こころ」をリファインする
新事業にも挑む。

まず私たちが取り組んでいきたいのは、地下資源ではなく地上資源を活用していくこと。私たちが扱う溶剤は主に石油から作られていますが、そもそも石油のような限りある地下資源を使うことがサスティナブルではありません。生物由来の地上資源の活用とそのリサイクルを推進していくことで、本当の意味で環境負荷の少ない循環型社会を実現できるはずです。また、環境に配慮した心豊かな社会を創っていくためには、経済性だけを重視するのではなく人類のサスティナビリティに着目する必要があります。そのためには豊かな心を持ち、感性の高い人々を世の中に増やしていかなければなりません。そこで、資源や環境のリファインに加えて「こころ」のリファインも私たちの理念に掲げ、人々の心を豊かにする新たな事業を創っていきたいと考えています。そのために社内では、若手社員に知恵を絞って思い描いてもらった2050年におけるわが社のあるべき姿、ありたい姿をベースとしてバックキャスト思考で生み出した事業を具現化する「未来創造研究室」を設けました。
たとえば、将来の“食”を考えたとき、家畜のより効率的な飼育は必須となりますが、重要なことはそれが“安心・安全”はもとより“美味しい”、“健康的”なものであると人は心豊かになります。
それで、東北の南三陸町で美味しい羊を育てること・・・つまり“羊のリファイン”ができる飼料創りを羊ファームの人たちと一緒に「さとうみリファイン」という会社を創立してスタートしたのです。

また、地上資源の源泉である植物や微細藻類の力を借りたモノづくりも「シー・アクト」で始めました。
人の美容、健康を増進させるための“食材”や“機能性成分”を天然物から創り出し、幅広く摂取してもらうことにより健康寿命を伸ばし、延いては少子高齢化が怖くない環境を作り上げることができれば嬉しいですね。

人材

新たな価値を生み出す
イノベーターとなり、
自分の夢をここでかなえてほしい。

私たちがこれから挑もうとしているのは、前例のないことばかりです。
「好奇心旺盛な人」「自然観のある人」「最後までやり抜く自信のある人」「変革が好きな人」「失敗を成功のもとにできる人」に是非仲間に加わってほしいと思っています。

私たちが描くビジョンに共感し、自分の夢を持ち、それを実現するための戦略を自分で描き、周囲の協力を得ながら果敢に実行していく、そんな人材になってくれることを期待しています。リスクをとってチャレンジしようとする人には、いくらでもチャンスを提供します。たとえ失敗してもその事象を成功の元に変革することができれば、最後には新しい価値を創造する事ができると信じています。志のある方々と一緒に、正しい未来を具現化していきたいと思っています。

リファインホールディングス株式会社
代表取締役社長
川瀬 泰人
日本溶剤リサイクル工業会
会長 / 工学博士