リファインホールディングス株式会社 Recruiting Site 2020 インタビュー

幼い頃から関心のあった環境問題。
今、独自のアプローチで
その貢献に挑戦している。

【新規事業】シー・アクト
(リファインホールディングスより出向)
中途/2010年入社
理学部 化学科
H.I.

Interview02

Q.入社理由を教えてください。

幼い頃から書物やニュース等を通じて「地球温暖化」「海洋汚染」「石油枯渇」「食糧危機」といった環境問題に関心がありました。学校や地域で行われていたアルミ缶を集めるリサイクル行事や、海岸や河川のゴミ拾いといった清掃行事に積極的に参加していたことも、問題意識を持つことの一因だったと思います。大学では化学系に進み、学んだ知識を活かして、社会貢献ができる仕事をしたいと思っていました。日本リファインを選んだ一番の理由は、環境保全そのものを事業とする会社だったからです。色々とお話しを聞いていく中で、ここなら幼い頃から感じていた環境問題に貢献できると、強く感じました。

Q.これまでのキャリアと現在の仕事内容を
教えてください。

入社から4年間は日本リファインで営業を担当し、使用済み有機溶剤の買い取り、再生品の販売そして委託加工サービスの経験を積み、さらに開発や生産に関わる部門との社内調整業務を行っていました。その後、リファインホールディングスで主に新規事業の企画を行う、未来創造研究室に配属され、シー・アクトとの共同研究、事業化に向けた活動を2年間行い、現在は当グループ入りをしたシー・アクトに出向し、営業担当として新規テーマの事業化に向けた活動を進めています。

Q.仕事の醍醐味・やりがい・面白さを
教えてください。

私は現在、シー・アクトで微細藻類の一種である“オーランチオキトリウム”を、機能性食品や化粧品の材料として活用することの事業化を推進しています。これまで有効活用されていなかった、地上資源の秘められた機能を産業的に供給することで、これからの高齢化や人口増加といった課題への解決策を提供していくことを目指しています。当グループとしても新規市場への参入となる為、市場開拓に必要な市場調査と予測、将来顧客と開発テーマの獲得、開発提案、法規に関する項目の整備、関係部署全体のスケジュール確認、協業先との交渉など、すべて一から組み立てる必要があり、事業化までにやるべきことは多岐にわたります。非常に大変なミッションではありますが、新たに事業を生み出すということに、強い使命感を感じるとともに、大きなやりがいも感じています。

Q.現在、会社やご自身がどんなことに
挑戦していますか。

シー・アクトは、“心豊かな未来を作るために藻類や微生物、地上資源の研究開発を通じて社会に貢献する”ことを理念としています。研究している微細藻類や機能性物質は、将来迎える高齢化社会や、人口増加による食糧問題に対し、解決につながる技術とサービスを提供できると信じて取り組んでいます。微生物や未利用資源といったまだ社会でそれほど認知されていない素材を如何に“安全”で、如何に“価値”があるかを証明し、認知度を上げていくことが重要であり、その為の必要なデータを得る為、周囲の支援を受けながら一歩一歩着実に事業化へ歩みを進めています。

Q.入社志望の方へメッセージをお願いします。

私たちシー・アクトでの活動のすべては未開拓領域への挑戦です。チャレンジ精神旺盛で、前向きに物事をとらえられ、勉強熱心で新しい知識を貪欲に吸収できる、また吸収したい気持ちがあるというマインドを持った方には、とてもやりがいの感じられる職場だと思います。私たちの掲げるテーマに共感できる方、知らない市場やステージで挑戦することを楽しめる方、独創的なアイデアが詰まったエネルギッシュな方達と、お互いに切磋琢磨して事業を推進していきたいです。皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

ある一日のスケジュール

8:15

出社

本日のタスクの確認、メールチェックとその対応を行います。
9:00

社内ミーティング

実施項目の修正・追加、連携先との進め方・スケジュール等について報告・連絡・相談。
11:00

調査

企画テーマに必要な調査を行います。(市場規模や価格・特許有無・想定される競合・法規 等)
12:00

昼食

東京事務所近辺の売店もしくはコンビニ、飲食店を利用します。
13:00

外出

顧客先にて意見交換や、展示会やセミナーに参加して情報収集を行います。
17:00

議事録作成

意見交換の内容等について議事録を作成し、関係者へメールで送付します。
17:30

退社

自席の周辺を片付け、自宅へ帰宅します。

Special Column -私×自然との思い出-

山や川、海に囲まれた自然豊かな町で生まれ育ちました。自然そのものが遊び場であった為、幼い頃は魚釣りやカブトムシやクワガタといった昆虫の採集に明け暮れました。採集したカブトムシの飼育と産卵も行い、成虫まで育てたこともありました。夏場は海で遊ぶことも多く、海水浴や貝類の採取と自然との思い出はめいっぱい溢れています。